関西について

関西って絶妙やな。
地元ほど近くないし
日本ほど遠くない。

考えたことないなあ。
地元や日本については
折に触れて考えるけど
「関西について」なんて
ほとんど考える機会がなかった。

 

そんな僕が考える関西は
「文化と自然と商人」
この三つ。

京都と奈良と大阪が
ずっと文化の中心におった。
今はそんなことないけどな。
移動方法が発達する前は
京都や奈良に都があって、
大阪にはものすごい量の
金と娯楽が集まった。

細かいところは省略するけど
そうやって文化の中心として
日本らしさを守り続けたのが
関西という地域。

やから、ステレオタイプ
日本文化や日本らしさ
は関西が普及させた
「日本のイメージ」だ。

 

そして、関西はそんな
「日本のイメージ」を
守るために自然をつかう。
大阪は大きく発展したんで
無理やりに自然を保護する
ことはないけれど、
京都や奈良や滋賀や三重
この辺は自然を守ってる。

とくに京都は必死。
景観を崩さないために
恵まれた気候によって
かたち作られた自然と文化を
条例まで作って守ってる。
大阪を含めると、
自然と文化と発展が共存してる。
そう思うと、日本のみどころは
大体関西に集まっている気がする。

 

最後に商人。
関西というか、
大阪、京都、近江の三つは
商人の町だ。
今で言うビジネスマンとか
経営者が必死になって働いて
いろんなものを運んできた。
関西が関西たる理由は
そういう商人の力が大きい。

 

関西はおもろい。
都会にも田舎にも行ける。
日本の最先端も伝統も
見て触れることができる。
だから、まあ良い場所。

 

 

ここまで書いて、
気付いたことがある。
僕は「関西人」という
自覚が全くない。

「関西」という括りに
すごい違和感を感じる。

京都と大阪の違いや
奈良と和歌山の違いは
実感つきでイメージできる。
でも、関東と関西の違いは
いまいち分からない。

関西にある府県て共通項なくない?
和歌山も兵庫も大阪も全然違うやろ。
もちろん、京都やって他とは違う。
そこを一緒にすんのって無理あるし
なんか、、、、違和感あるなあ。

ここまで書くまでに
人柄だの場所だの
文化や生き方だの
いろんな方向から
関西の府県の共通してる所とか
関西と関東の違いとか
調べて書いてみたけど、
何一つしっくりこない。
場所が近いとはいえ
それぞれ違うから
同じ括りにして語るのって
難しいと思うんよなあ。

 

という話をオトンにしたら
「あー、関西人ぽいな笑」
やと。どういうことや。